大阪大学スーパーグローバル大学創成支援事業のホームページをご覧いただきありがとうございます。

 大阪大学は、地域社会の要請によって創設され、市民の手で育まれてきました。そして大阪大学は、18世紀の大坂という市民社会が生んだ学び舎である「懐徳堂」、19世紀に西洋の学問を志した若者が集った「適塾」をその精神的な源流としています。さらに、ここ関西の政界と財界からの強い要望により、地域社会と結びついた「市民主導の帝国大学」として1931(昭和6)年に誕生しました。民の力で教育や人材育成のために官立の大学を成長させてきたという「大阪」は我が国において特筆すべき都市とも言えます。

 こうした歴史背景を持つ大阪大学は、創立以来85年余りの伝統の中で、数多くの有為な人材を輩出してきました。その源は、優れた教育研究成果はもとより、多様性豊かな環境にあると考えます。

 大阪大学は、2014(平成26)年9月にスーパーグローバル大学創成支援事業のタイプA型に採択され、その構想の中では大学のグローバル化をさらに深化すべく様々な取り組みを掲げています。

 また、2016(平成28)年3月には「OUビジョン2021」を策定し、OPENを基調とした5つの柱に基づき大阪大学の改革を進めています。その中で、多様な知と人材が交差する「Open Community」の実現を掲げ、さまざまな背景を持つ留学生一人ひとりが安心して留学生活を送り、質の高い教育研究活動を行い、各種支援を受けることが可能な体制と環境の整備を本格化していきます。合わせて日本人学生の派遣にも注力し、国際的な教育研究拠点として社会からの期待に応えるべく多様なグローバル人材を養成していきます。

 大阪大学のグローバル化に向けた取り組みについて、皆様方のご支援を引き続きよろしくお願いいたします。

大阪大学総長
西尾 章治郎